第24回「早稲田蔵」〜新たな挑戦?〜

「レッドピーマン」(通称レッピー)かつては「オトボケ」のワンランク上の店として、よく会食で用いられることが多かった。そこで数々の談合が行われたことでも有名である。プリンがつく数々の名料理は、田舎から出てきた早大生にとって、初めてプリンを食べた最初になったことも多い。かつて新潟から出てきた女学生は、このプリンを見てこう言ったという。

「東京のお豆腐は随分と甘いのですね。」

数々の談合が行われ、プリンという文化の担い手となっていたこの「レッドピーマン」も、パンナコッタの進出によって、ここ数年は厳しい状況だったのか、多くのファンに惜しまれつつ、閉店してしまった。その後に出来たのがこの「早稲田蔵」である。「レッピーの後を受け継ぐからには、それなりの資質が必要だ。調査しろ。」服部らは早速調査に入った。

調査の結果、夜は居酒屋だが、昼にランチをやっていることが発覚。ここのランチは侮れない。というのは、合点ランチは全部で9種類。しかも、納豆もしくは温泉卵が付き、ご飯、みそ汁はお代わり自由だ。さらに、値段は700円だが、日替わりで100円引きになる。つまり、毎日600円でランチが食べられる。

服部は、やはり特選しょうが焼きを、田野倉は特選ロースカツを頼んだ。

ここの生姜焼きはうまい。文学部からも近いので毎日来られそうだが、毎日学校に来ないので無理だ。おかわりが自由というのもいい。そう言えば、昔生姜焼き一皿で、何杯ご飯が食べられるかというのを、東大のボディービルダー部がやっていた。生姜焼き一枚でご飯一杯ペースで、タレだけでご飯を食うやつ、生姜焼きのイメージだけでご飯を食うやつがいた。これは新たな挑戦の始まり・・・か。

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