第18回「キッチンオトボケ」〜The・早稲飯〜

これぞ早稲飯という店がある。ちなみに、服部の使っているパソコンの日本語ソフトは、「わせめし」と入力すると、「早稲飯」と一発変換できた。さすが、ジャストシステムのATOK。松下と張り合うだけのことはある。

さて、さっそくお店の紹介に移ろう。じつは、この「オトボケ」の取材に行ったとき、携帯電話の充電がなくなり、写真を撮ることが出来なかったため、今回は、上の写真のみである。

まず、この店で特筆すべきことは、写真でもわかるとおり、食券販売機があるが、これを「オトボケ」と思っているようでは、素人である。以前は、食券だけを売るおじいさんがいたのだ。店がどんなに忙しくても食券だけを売る。きわめて、非効率的であった。これが早稲飯である。

また、ここでは、美的センスという物がない。料理を皿に盛るときは、皿の縁の方にある程度隙間をつくらないと、料理がきれいに見えない。この店では、皿からこぼれるか否か、まさに横面張力を最大限に活用して、皿に盛る。量が多くなくてはいけない。これぞ早稲飯。

さらに、この店の店員は、まさに人種のるつぼ。様々な国の人を雇っている。これぞ早稲飯。

そして、なんと言っても、ワンコインで食えるというところが、オトボケが早稲飯をして、早稲飯たらしめるゆえんであろう。

ちなみに、ここは次回の「ごんべい」と提携していて、ここのカツを使って、「ごんべい」ではカツ丼を作っているのである。ちなみに、この「オトボケ」の横にある、服部が愛してやまない「松屋」ではなく、その反対側の横の「三朝庵」は、かつ丼発祥の店と言われているが、「オトボケ」に電話で、「うまいかつ丼食える店ないですか。」と聞くと、「三朝庵」ではなく、「ごんべい」を勧めるらしい。

これぞThe・早稲飯である。

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