第13回「キッチンミキ」〜幾度の困難を乗り越えて〜

この日、服部は「英文学研究４」という授業で十分な睡眠をとれなく、おなかが減っていた。36号館の机といすの
バランスが、どうも服部の睡眠にはそぐわない。
その授業中にメールが来ていた。
「今日ミキどうよ？」
田野倉からだ。彼のメールは今日もシンプル。やはり三行以上でない。しかも、
「今日○○どうよ？」
という、飯の誘いである。とりあえず、キッチンミキの取材をやろうやろうと思っていて、なかなかできなかったから、行くことにした。

さて、授業が終わり、キッチンミキに行く。今度は大藤もいる。大藤はいかなる授業でも寝ることができる。バーダマン先生から
「スリーパー」の称号をもらったくらいだ。さて、キッチンミキへ行く。
すると、店は空いていた。
ようやくキッチンミキにたどり着いた。

ここの店は、500円のメニューが多く、とてもリーズナブル。そしてここのおすすめは、「ミキランチ」。ランチタイム以外にも
やっている。ハンバーグを頼むと、おいしいが、物量的に損をした気分になる。例えていうなら、休もうかなと思っていた授業に、
「ここで休んだらまずい」と思って、学校に行ったら、休講だった、そんな感じだろう。

しかし大藤は、「マヨハンバーグ（写真左）」を頼んだ。そして田之倉は「ミックスフライ（写真中央）」。600円のを頼むなんて、なんてブルジョワなやつだ。服部は、定番の「ミキランチ（写真右）」を頼んだ。ちなみにすべてのメニューにスープが付く。

新たな境地を求めて、「キッチンミキ」に来たが、これではただの、できそこないのグルメリポートだ。

しかし、最近寒くなってきた。実は服部には不安があった。
それは、最近ノートパソコンが壊れたのである。
もともと、このノートパソコンは1999年１月製（写真左下）。人間でいえば、軽く138歳といったところか。大隈先生もびっくりである。ちなみにこれまでの故障経歴は

（２００１年）ＵＳＢ端子→１個しかないのに故障。スロットカードのを買う。
（２００２年）スピーカー→右側が故障。サウンド調整でバランスを左のみで使う。
（２００３年）液晶の下の方→折れる。接着剤で補強（写真右）。開けるときは細心の注意が必要。
（２００４年）液晶が乱れる。→画面を揺らすと治る。
　　　　　　　このころから、３０分に一回フリーズ。
（２００５年）よくわからないが、起動したとき、WARNINGとでるようになる。→しかと。
　　　　　　　このころから、１５分に一回フリーズ。ワードの文章を入力していると、途中で消える。
　　　　　　　電源が入らなくなる。→アルミホイルを使うと起動するが、田之倉にやめろと言われる。

最初、ハードディスクが６ギガしかなく、一日３回はフリーズしていたが、ハードディスクとメモリーを増やして、
なんとか服部は使っていた。だが、ついに電源が入らなくなった。
だから、こたつでパソコンができなくなってしまったのである。
寒い時期を前に、これでは更新が大幅に遅れるのでは・・・



ただでさえネタがなく、更新が滞りそうなのに、さらなるアクシデント。
服部はこの危機を乗り越えられるのか。。。